2018年 初夏

日本のお客様各位 April 11,2018

アロハ!今冬、クジラのジャンプを見てないのは私だけかと思いきや、頭数が明らかに数年減少しているとのこと。 観光客は6年連続増加で、去年940万人突破で前年比5%Up。特に日本便数は8.3%増。観光収入 $16.8ビリオンに伸びただけでなく、 防衛費$11.8ビリオン(約1兆3千億円)は連邦政府の支出で全州2番高に。米国内で軍に守られているという安心感もハワイの特徴で、ハワイ州第二の産業は軍事業です。

不動産中間価格戸建$76万(前年1%Up)、コンド$44万(前年10%Up)に達し、在庫が最低水準に近づいています。米国軍人取引もハワイでは活発です。2~3年の駐留期間でも軍人優遇ローンで購入して、利益で売却し資産を創っていく若軍人も多いです。先日、人気の6千万円程のタウンハウス物件では、オファー6件入り、うち4件は現金。売値より高価格のオファーもあったのですが、売手米国人は、退役軍人ローンを組む米国軍人の売値オファーを選びました。条件が良い現金オファーで負けたのは残念でしたが、一般米国市民の軍人に対する敬意や愛国心を垣間見る事例でした。また、買手に若者が増えており、ミリリアム層がベビーブーマー層を上回っている米国の現実も肌で感じます。人口増の実需でも健全な価格上昇でしょう。

買物客が楽しく充実するアラモアナセンターは今や全米1に高い資産価値のREIT投資信託。先日、$9.25ビリオンの株譲渡ですが、実際$15ビリオン(1兆6千万円)のオーナー変更がありました。 日本のダイエーがオーナーになったのは1982年$320ミリオンで、経営破綻前の1999年に800ミリオンで売却。当時も巨額取引でしたが、20年弱で20倍弱の価値が上がるとは、すごい資産市場です。今秋ユニクロのハワイ初出店も楽しみなアラモアナセンター。高架レール駅周辺には多くの開発計画がありますが、山側にホテルコンドも開発予定。ますます発展と進化が期待できる地域です。隣のカカアコ地域も、高級物件だけでなく、ダウントーアース、ホールフーズも夏までにオープンするので、本当に健康的で便利な街になります。都市化でスマートな若者も増えます。3年後完成のアアリイの販売も開始されました。部屋は小さくても豊かなライフスタイルが好評で時代を先取りしています。

豊かさ追求で開発物件も人気ですが、日本からは節税目的の買手も益々増えます。コンドだと建物比率が8-9割と高いだけでなく、中古市場が活発で価値が下がらない不動産が注目です。コンクリ47年超えのコンド、木造22年超えのタウンハウスで良物件、加速度減価償却対象で大きなみなし経費を出し、日本の所得税を抑えるのに活躍です。 米国は構造に関係なく、購入日、購入額から一律起算されるのに対し、日本は築年数で減価償却額が変わります。古さが武器になるとは。人の年齢も聞かない、出会った時点の価値に注力する。文化の違いですね。日本の働らき方改革もこの価値観から変革できたらよいですね。年をとった方が活躍することもある!

日本人移民の象徴でカネオヘにあるハワイ平等院を描いた切手が発行されました。イオラニ宮殿やアリゾナ記念館に次いで、日系移民150周年の今、嬉しい記念切手。米国になるずっと前に船で日本から働きに来て活躍した元年者の方達の偉業は素晴らしいです。日系移民の名が付いて、ダニエル井上国際空港から毎日23便も日本行きがある時代ですが、海を渡って日本と不動産事業でつなぐ我々も歴史に残る仕事をしたいと思います。ハワイへの外国投資は、日本が1位です。しかし、全米では投資州、投資国のTOP5にハワイも日本も入りません。まずはハワイに辿りついてそこから世界に広がった元年者の先駆者達のように、これからスターツネットワークを活用して米本土、カナダ、豪州、ドバイ等の良い海外不動産を皆さまに紹介します。また、海外から日本への投資もお手伝いします。6/27の東京セミナーもお楽しみに。

2045年までに100%クリーンエネルギーが州の目標。太陽光発電が急速に進んでいます。我々もハワイの太陽や風を上手に吸収して、エネルギーを日本の方に分け与えられる貢献ができたらと思います。マハロ。

スターツインターナショナルハワイインク

畑 華子 プロフィール

お陰さまで連年ハワイ州トップ取引リアルター!
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不動産情報

オアフ不動産販売 2018年 2月

2018年 2月 取引件数(前年比)

オアフ島不動産(戸建・コンドミニアム)
1992-2018.2 迄 中間価格 推移表

ALOHA NEWSPAPER

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