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アロハニュースレター

2015年初夏

アロハニュースレター

アロハ!

3月にはハワイ島での休暇を過ごしました。例年より寒かったので雪も積もったマウナケア山頂、お天気でさほど厚着でなくても小さな雪だるまを作れるほど雪に触れて感動でした。車で富士山より高い山頂へ辿りつける幸せ。3時間前にはビーチで泳いでいたのに!各国の天文台があるハワイ島の夜空には、一番南の島なので北半球で南十字星も見えてしまいます。大型天文台の新設工事へ地元民への反対活動もあり、キラウエア火山の噴火で被害のある住宅地も出ているので地元民への敬意も大事ですが、ハワイの奥の深さを家族で堪能出来ました。ハワイ島の住宅は方角よりも、気温差の高度の表示が大事です。

ヤシの木より高い建物が建たないハワイ島と違い、ホノルルには高層コンド計画が進みます。設計には、山側の古い民家も気遣い、高層ビルとビルの間に山風が通りぬけ、地元住民も楽しまる公園やホールフーズなどの優良テナントの誘致も行ってくれるので開発は大抵の地元民には受け入れられます。建物高さだけでなく、天井高が流行で、ワードの高級物件も購入者の半数は地元の方の戸建てからの買換えです。平均$5Mのアラモアナパークレーンも堅調な販売。楽園暮らしでも、便利さが欠かせない現代人。レール計画も動き始めます。コンドの中間値、3月は$38万。8.6%の去年比上昇ですが、戸建ての中間値$70万に比べれば手頃感あり、街中では在庫薄の戸建てより、小さくてもコンドへの傾向は地元家族層にもあります。幅広く、アパートからコンドミニアムへ変身した開発物件なら新築でも$30万前後も可能です。建設ラッシュのように見えても、実際は毎年4000件の戸数の創出が必要だとされるハワイ大学経済研究所の発表には俄然足りない状態で、堅調な経済要素ととともに、今年がピークと言われていたホノルル不動産は2017年までは伸び続けるという予想発表に変わっています。

手頃価格帯のはずのカカアコ地区、“ケアホープレース"売出日は順番待ちの状態でしたが、値が強気でキャンセルも続出。投資家も冬場のピーク時は日本人、カナダ人のドル高影響大きく、楽観視はできない不動産市場。買手の9割は米国内ですが、去年米国の不動産購入では第一住居購入は60%。21%が別荘、19%が投資と4割が自宅以外の購入に達しました。特に別荘購入層増が目立ち、家族とのゆとり時間を重視するベビーブーマー層の価値観が注目です。この傾向はハワイ、リゾート不動産市場に有利で、海辺の物件は特に強くなります。

日本の買手はゆとりの追求より、節税がテーマの傾向。コンドだと建物比率が8-9割と高くとれるだけでなく、中古市場が活発で価値が下がらない不動産が注目です。特にこれからコンクリ47年超えのコンド、木造22年超えのタウンハウスで良物件が出始め、加速度減価償却対象で、大きく見なし経費を出し、高くなる日本の所得税を抑えるに有効です。古さが武器になり、日本で税務上有利な良物件が増えて楽しみです。米国は構造に関係なく、購入日、購入額から一律起算されるのに対し、日本は築年数で減価償却額が変わります。人の年齢も聞かない、出会った時点の価値に注力する、文化の違いですね。高齢化社会の日本の労働市場もこの辺から改革できたらよいのですね。

ハワイの家庭電気代は全米平均3倍で、石油に頼りすぎの現況打破で様々な改革が行われます。フロリダ拠点の大手が、HECO(ハワイ電力)を43億で買収手続き中。新規物件は電気自動車(EV)のステイションが物件毎に装備。再生可能エネルギー、太陽光活用は進んでおり、この2年程で太陽光パネルが建物上に沢山増えました。スターツビルでも太陽光パネル完成!節電と節税目的ですが、環境に少しでも貢献する目的。自然に囲まれた島、独自の自然エネルギーで生き残れるよう、我々も太陽光を上手に吸収して、皆さんに分けられる存在目指します。

ハワイの海外からの投資は、日本でなくカナダが一位です。日本の方にももっと気軽に海外不動産投資をスターツで広めます。ハワイでも新人迎えバケーション賃貸も新システムで改善。夏の避暑地にもよいハワイへ今度はコンド滞在で、ぜひ皆様のお越しをお待ちします。

マハロ。

スターツインターナショナルハワイインク

畑 華子 プロフィール

お陰さまでハワイ州最多取引リアルター受賞!
ご支援ありがとうございます。

不動産情報

借入金利 12/26
15年固定 2.625%
30年固定 2.625%
5年変動 2.50%

オアフ不動産販売 2014年11月

  取引件数 (前年比) 中間価格 (前年比)
一戸建て 244 (246 0.8 % down) $700,000 ($657,000 6.5 % up)
コンドミニアム 403 (387 4.1 % up) $380,000 ($350,000 8.6%up)
一戸建て、コンドミニアム共に最高値。

2015年 1月-3月 取引件数(前年比)

  取引件数 (前年比)
一戸建て 655 (682 4.12% down)
コンドミニアム 970 (993 2.3 %down)

オアフ島不動産(戸建・コンドミニアム)
1991-2015 3月迄中間価格推移表

ALOHA NEWSPAPER

新聞記事PDF

  • 9年振りに売上高新記録
    商業不動産市場がブーム
  • キングスビレッジ 再計画が明らかに
  • 一戸建て、コンド共に中間価格が低下
    マウイ1月の住宅販売
  • 電気料金340万ドル節約
    省エネ政策でUHマノア校
  • 入園料の徴収開始へ 来月からモアナルア公園
  • 2015年第1四半期のハワイ観光は増加の予想