2022年秋

アロハニュースレター

日本のお客様各位

October 12, 2022

アロハ!

街の動きが正常化する中、ハロウィーン衣装の期間限定販売店が今年は一等地空き店舗に目立ちます。マスク着用半数位でも街中人混み、渋滞もコロナ前以上な感覚です。日本もビザなしでの外国人旅行者受け入れを再開してくれ、地元の友人達は日本旅行計画に大盛り上がりです。ワイキキでもどの銀行も円切れで換金してもらえないとのこと。円安は米国からの日本旅行には嬉しいですが、やっとハワイへとの皆様にはきついですね。不動産所有者の方は<価格上昇x円安>での売却希望者ばかりでなく、ハワイに不動産、ドル資産を持っていてよかった〜と実感され、今度は法人名義購入でと節税目的も兼ねて追加投資される方も増えます。為替は変わりますが、ハワイの天候、魅力は変わりません!

先週3年ぶりにハワイ島の鉄人レースが開催。トライアスロン界の頂点の方が予想以上に集まり、コロナ対策も兼ね急遽2日に分けて行う事になりましたが、5千人以上の選手で賑わいました。ホノルルマラソンも12月11日予定。去年の日本からの参加者は極少でしたが、50周年記念、ぜひ日本からの大量参加も欲しいです。スポーツイベントはハワイらしさを盛り上げますね。今年もリトルリーグ世界野球大会でハワイが4年ぶり4回目の優勝。去年も3位で、強豪チームなのです。小さな島なので開催地にはなりませんが、ハワイ育ちの子供達の能力は高いのです。スポーツでもプロサーファーなど個人種目ではチャンスがあるものの、プロスポーツチームが無く一流選手を生で観戦する機会が少ないです。そんなハワイで子供野球が強いのも、ウォーリー与那嶺、元巨人軍選手などの地元ヒーローの存在は大きいです。ホノルル空港に展示もありますが、日本で戦後初の米国人、後に殿堂入りも果たした野球選手。毎年奨学金でスポーツ学業達成のあるハワイの子供達に日本との交流機会を与える基金を残してくれています。息子のポール与那嶺氏も日米で大活躍されており、<この木何の木、気になる木>の誘致から日立や日本IBM社長を経て、現在はハワイのCPB銀行頭取をしながら、日本の大手企業の顧問もされています。トップエリートのポールさんと先日お会いする機会がありましたが、<ビジネスの成功でなく、人生の成功者と言われるようになりたい>、と仕事にも常に地域を意識した社会貢献を自然に発想、実行出来ているのが素敵でした。ハワイの銀行窓口は閉店後もコーヒー、ビールも飲める憩いの場で開放的です。

8月の観光客、日本からはコロナ前比17%でも、全体だと85%の85万人と急激回復で<オーバーツーリスト>と言われる程。自然環境保護にも躍起になっています。全米で緑豊かな都市番付6位にホノルルが初Top10入。都市機能備えながら、緑多く、人々が豊かに暮らせる指標です。青い海も綺麗ですが、雨が降り緑豊かな山が近くて魅力で、乾燥したカリフォルニアとは違います。また、ハワイは調査会社WalletHub幸せ度番付で今年も全米1位、Happiest State。経済、雇用など多くの指標があるので、うつ病発生率が低く、感情的安定が高い評価。精神病での大惨事が増えるなか安心できる統計です。

9月のオアフ不動産取引、金利上昇影響も強くローンを組めない方が増えるので其々34%、17%減と取引数は減りましたが、買手市場とも言えず、中間価格は戸建て$110万ドル,コンド$50.2万ドルと其々5%前後上昇。人気物件へは相変わらず競争、複数オファー殺到も続いています。インフレで賃料上昇への恐怖から実需の購入意欲は強く、住宅投資は安定で、特に短期賃貸可能なコンドは貴重で人気です。ワードビレッジでは 10棟目となる2026年オーシャンフロント物件『カラエ』が着工前の予約販売で完売の勢い。地元向け第一取得者のみの建設物件申し込みも殺到し抽選です。住宅不足は確実に10年続くので、やはり不動産投資は人気です。商業不動産投資も米本土から大型投資が目立ち2022年上半期で2019年の総額を上回った勢いです。

今月、最低賃金$10→$12/時給になっただけでなく、今後も段階的上昇が公表されており、2028年には$18/時給となります。5年後の賃金上昇も見えてるので、地元若者もお金がなくても全てが値上がりしても購買を続けます。デフレ時代が長かった国民との違いを感じます。不動産を通じてご家族と世代を超えて長くお付き合い頂けることに心より感謝します。皆様と元気でハワイでお会いできるのを楽しみにしているので、お声かけ下さい。

マハロ。