2019年 初夏

アロハ!

冬には50フィート(15m)もの高波を記録するノースショアの波も落ち着き、クジラもハワイで産まれた子供達を連れてアラスカに帰りはじめました。ハワイの天気予報では、花粉警報は出ませんが、波の高さ警報が毎日出ています。ハワイには早朝サーフィン後に、仕事に集中するエリートが多くいます。研ぎ澄ませされた五感のせいか、鋭さと優しさを備えた目をしています。沖で見る美しい迫力だけでなく、海の中から波の恐ろしさも沢山見てきている目なのでしょう。東京オリンピックではハワイのサーファーが活躍してくれることを願います。

高さでなく距離間最長として、今月登場した、ハワイアン航空のボストン直行便。NYより遠く11時間は国内便でも最長。冬の避寒の季節的人気だけでなく、実はハワイは、ボストン等東海岸の医療や天文学の研究者達の往来も多いのです。高い知能もこの自然の中でより研ぎ澄まされ、開花したりするのでしょう。太平洋の島に、世界中から長距離便で人が来るのは楽園以上の魅力があるからでしょうか、ありがたいですね。全日空は来月からジャンボ機で一度に520人運んできてくれます。

日本からの直行便は少ないですが、ハワイ島も訪れて下さい。去年8ヶ月続いた噴火が収まり、警戒レベルも通常に戻りました。我が家が春休みに訪れた時は国立公園も再オープンしていましたが、生々し今年はハワイ島キャンペーンに州も力を入れています。ハワイ島は白人米国人が多く、ワイキキと全く観光地の雰囲気も違います。紫のジャカランタ、白のハイビスカス、赤のブーゲンビリアと自然の色が鮮やかに空や山に映えて本当に綺麗です。

色が素敵だったのが歌舞伎!先月、3度目となったハワイ歌舞伎公演は大盛況で、色も観客層もカラフに触れて参りました。日本で観るより、恐らくずっと近く、親しみやすい雰囲気で、衣装や垂れ幕の独特のカラフルな色に目を奪われました。

ハワイ不動産は、観光客の投資が、主の印象である様ですが、市場の75%は地元取引です。残りの20%が米国本土。外国からの投資は4-5%です。しかし、その外国人投資の中では、日本が圧倒的な強さを見せ、去年は年間購入数(581件)、金額($702M)ともに、カリフォルニア州からの投資を抜き、地元投資に次ぐ2番に。日本人比率は観光客数では全体の18%に過ぎませんが、外国人の不動産購入者比率では75%を占めます。米国全体での外国投資では、圧倒的に中国が強く、次いでカナダ、英国 、メキシコ、インドと、ハワイとはプレーヤーが違います。

オアフ島不動産取引中間値も戸建$78万、コンドミニアムは$42万と去年比2%上昇。取引件数は減り、落ち着きを見せておりますが、今年にはいって割安感がある物件は、低金利のままなので、といっても4%台ですが、担保融資の実需が活発。資産分散を進める外国人投資家は現金購入が主ですが、 ハワイ物件に貸出しを行う日本の金融機関が増えているので、日本人の円建てローンでの購入も増えます。ハワイ島、カウアイ島の中間価格上昇は、富裕層が着実にハワイを投資先として選ぶ様になった証でしょう。世界都市の不動産と比較したら、ハワイの海眺め物件はお買得のようです。NYの投資ファンド会社のブラックストーンが、去年ハワイだけで、17億ドルを、高級海辺ホテルの中心に投資を加速させているのも注目です。

カリフォルニアに次いで準州グアムでもマリファナ合法化になりました。ハワイ州も医療マリファナは許可され、販売が倍増。日本の厳しい大麻取締法と比較、米国内でも連邦レベルだと違法という状態で理解に苦しむマリファナ扱いですが、各州の法律も最終的には根絶させる目的で、法の下で管理、流通させるために合法化しているそうです。日本人の場合、国外の合法地域の使用でも処罰の対象になるのでご留意を。
お陰様で50周年。スターツグループにとって節目の年、海外第一拠点の役目も大きいです。今後もお客様と共に発展する企業であり続けますのでご支援宜しくお願いします。マハロ。

スターツインターナショナルハワイインク

畑 華子 プロフィール

お陰さまで連年ハワイ州トップ取引リアルター!
ご支援ありがとうございます。

不動産情報

オアフ不動産販売 2019年 2月

2019年 2月 取引件数(前年比)

オアフ島不動産(戸建・コンドミニアム)
1992-2019 2月迄 中間価格 推移表

ALOHA NEWSPAPER

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