2020年秋

アロハニュースレター

日本のお客様各位

アロハ!
　10月15日からのハワイ観光規制緩和で自主隔離免除が開始されるので、本土からの観光客が増えます。ハワイは日本人観光客が大半と思い込む日本の方がおられますが、日本人割合は2割弱で観光客の大半65％が米本土からです。特に直行便が多い、カリフォルニア中心に西海岸の米国人の移住や長期滞在が増えています。何処にいてもしばらく続く規制なら天候良く、災害の少ないハワイで、Stay-Home, Work-from-Anywhereでという考えです。

WalletHubが毎年公表する全米幸福度ランキングで2020はハワイが総合1位！住みやすさで1位になった事はありますが、総合では初。特に今年は幸福とは？と定義も気になるりますが、楽しさ満足度だけでなく、ネガティブ感情、身体的、仕事、住宅、地域環境含めた37項目の総合得点で決まります。鬱のシェア率、離婚率、夜型人間率の低さもハワイのランクを上げています。Happiness is more than a feeling of joy or excitement. It relies on various aspects of a person’s life 幸せは楽しさ嬉しさだけでなく人の生活の色々な要素に関わる。幸福かどうかは自分次第だよね、と言われるより、データ分析でも幸せな人が多い所にいるという安心感が更に幸福度を増しますね。自分だけでなく自分の属する周りの環境、人の幸福が大事です。ハワイには本当に周りの事を配慮する人が多いのは感謝。コロナ感染率にも関わりそうですね。　

住宅も小さなスタジオタイプで幸せな人もいれば、密は嫌、と家を広くしていく人も多いです。夏以後、株高を取り戻し、低金利が続く中、住宅活況の不動産市場。9月のオアフ不動産取引中間価格は戸建て平均価格$1.07Mと初ミリオン越えに。（中間値だと＄880,000）去年の $952,000、347件より価格も件数も12%上昇。売れるまでの市場日数も9日と、日本人投資家のペースではついていけない速さで決まります。最悪のコロナ状況と言われながら米国人の前向きさ、楽観主義が経済を動かすという体感です。＄10M越え取引が半年で既に過去最高になっているので平均価格を上げます。日本人はどうしても悲観的、様子見になりがちな時、米国超富裕層の動きが速い。ただ、投資家も多いコンドは値上がりも控え、在庫も増え、価格も低下しているのでこれからまだまだ買い市場でお買い得物件が出てくるでしょう。じっくり検討派にもチャンスです。ワードビレッジでは来年完工の『アアリイ』が上棟し、『コウラ』5階位までと工事は順調に進行。最高級『ビクトリアプレース』の販売も好調で3年後完工でも8割予約済。安全、省エネ、清潔な都市型市内コンドも好調です。

ハワイ州への海外からの住宅投資は全体取引の4％以下なのですが、今年は総額で56％も減少。1−3位の日本、カナダ、韓国は皆下がり、4, 5位にシンガポール、ニュージランドが入ってきました。今後の世界情勢がどうハワイ不動産に反映するか楽しみです。最も米国資産が安全だと世界中に思わせる政治、経済維持して頂かないと。大統領選挙結果にもよりますでしょうか。

日本の不動産免許は更新しないで10年経っても半日講習で免許刷新できたのですが、罰則厳しく、個人のプロ意識と倫理感が求められる米国では更新は2年毎20時間のセミナー講習が必要です。更新しないと失効です。様々な権利や規制、法律が変わり求められるサービスも変わるので常に学んでいる事を証明しないとプロ免許は維持できません。この2年ではサービス犬の定義や扱いの変化を通じ人権ならぬ犬権の大きさが一番の学びでした。性別差別撤退に多大な功績を残し最強の85歳と映画にもなり、アイコン的存在になったRBG、偉大な女性最高裁判事ギンズバークの訃報はショックでした。様々な差別撤廃には多くの方の努力、時間がかかりますが、役割が明確なら動物差別も撤廃の方向で犬権利が確立されてきております。

我々もサービス犬に負けない、独自のサービスでお役に立つよう“非常事態こそパワーアップ”スタッフ一同皆様が現地に来れない分、より皆様の視点で尽力して参ります。くれぐれも健康第一で！

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