2021年夏

アロハニュースレター

日本のお客様各位

July 9, 2021

アロハ！今年の独立記念日はニューヨーク、イーストリバーで華やかな花火を観ることができました！NYではワクチン接種率が7割を超え、マスク着用義務も解除。去年の分も米国独立・復活を街中が国旗色で祝いました。移民ばかりの地ですが愛国心の強さを感じます。国内旅行者ばかりだと子供連れ家族が多く、元気な子供が多いのが米国の強さですね。ニューヨークーホノルル間は国内でも時差6時間、飛行機10時間。ハワイのワクチン接種率は58%で、室内はまだマスク着用の義務があります。残念ながらアラモアナビーチ公園の花火大会も2年連続中止でした。ただ、公園でのマスク着用義務は無く、75人まで集会も可能になり、大変な賑わいです。7月8日からはワクチン接種済みの国内観光客は、自己隔離義務も無用。5月ホテルの稼働率は61.5%でしたが、7月にはコロナ前84.7%を超える予想の勢いで、毎日３万人前後、米国本土から旅行者が訪れます。

保守的で店内人数制限がまだ撤廃されないハワイでは、どの店も混んでしまい行列です。コロナ時に多くの労働者が州外に出たので人手不足でもあり、また失業保険の方がよいと仕事復帰を望まない地元民も多く観光宣伝より、観光規制必要という傾向へ。知事は航空会社にハワイ便を減らすよう要請中、失業保険にもようやく規制が入りました。

美しい自然を求めてきてくれるのですが、観光客に自然を守ってもらう教育は大変です。水族館も再開しましたが予約が必要、ハナウマ湾はセーフガード・珊瑚の保護予算のために入場料が倍に値上がりしました。日本の皆様が観光で戻ってくる時には、様々な値上げで驚かれるでしょう。米国のインフレは急速です。

6月のホノルル不動産の取引数は去年比戸建て49％増、コンド134％増、中間価格は戸建て27％上昇（$979,000）コンド9％増（$460,000）です。値上がりしても勢いは増し、平均市場販売期間8日。米国人好みの他島の上昇勢いも加速、マウイ島の一戸建ての中間価格が$1,039,000、カウアイ島の一戸建ての中間価格が$1,125,000とホノルル以上です。

新型コロナウイルス危機前から、人口増に対して住宅建設が遅れており、物件不足が問題となっていました。さらにコロナ危機による在宅勤務の増加で、新たな住宅環境への移住需要が急増、歴史的なローン金利の低さも追い風となり、少ない物件に対して購入希望者が多く、価格上昇を招いています。ハワイだけでなく全米で住宅不足解消には10年かかると全米不動産業界が公表しています。

中古価値が下がらないとされる米国不動産で、フロリダ築40年コンドミニアム崩壊は衝撃的でしたが、ハワイのコンドは25年前から補修計画、積立金の管理費への組み込みが義務化され、長期修繕計画は購入時にチェックできます。とはいっても避けられない温暖化現象もあり、今後はより新築に人気が集まります。カカアコ地区、ワード・ビレッジにも2棟の開発プランが発表されました。1棟は「ザ・パーク・ワード・ビレッジ」です。546ユニットで建設中のコウラの公園を挟んだ反対側です。もう1棟はワードアベニューの西側地区に建つ「ウラナ・ワード・ビレッジ」で、中間所得者用で697ユニットです。

7月17日（土）　10：00〜11：00 Zoomビデオウェビナーで現地から全米屈指の開発業者ハワードヒューズ社と一緒に情報無料発信しますので、ぜひご参加下さい。

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北米各都市で話題の＜イマーシブ　ヴァン　ゴッホ＞展。一足早くNYで観て来ましたが、ハワイコンベンションセンターで8月15日迄開催中。普通の絵画展でなくデジタル展覧会、光や音楽、動きを通じて、ゴッホ代表作「ひまわり」や「星月夜」などを感性に訴える“言葉”の壁のないイベントですのでお勧めです。ハワイの新学期は8月から対面授業で始まります。早く日本の皆様とも対面でお会いしたいです。それまでお元気で。

マハロ！