2018年 秋

アロハ!

ホノルルから19時間かけカンボジア社員旅行へ行って参りました。スターツが構想から7年かけた、ホテルエミオン・プノンペンのオープニングです。成熟した先進国都市とは違った、成長国の若さや勢いの中での、同胞の存在は良い刺激になりました。不動産市場も大変興味深かったですが、エスクローや権限保険制度の整った米国不動産で仲介業務をさせて頂いている有難さを痛感します。カンボジアでも中国資本の大規模開発が目立ちましたが、アジア諸国でも書類が英文なのは我々に有利です。ハワイは意外に中国マネーの影響少ない地です。今旅、上海経由の亜細亜東航空でしたが、直行でもホノルル行きはガラガラでした。ハワイ州への住宅投資では日本が1位で上半期190戸$243Mと2位のカナダの10倍額。中国は韓国に次いで4位で日本の1/50です。 但し、米国全体での住宅投資は6年連続中国1位。次いで、カナダ、英国、メキシコ、英国。外国からの住宅購入額は去年からは減少したものの$121 ビリオンと全体の8%を占めております。安全面で、世界中の人が 米国不動産投資に魅力を感じるのは当然とも思えます。ハワイでは外国人取引は全体の3.9%と少ないのです。米本土が20%強でカリフォルニア中心の米人投資が地元に次いで多いです。日本では外国不動産投資というと途上国へのリスク大か、一部の大金を広めなければと感じます。不動産もグローバル視点大事ですので私も取引事例から勉強します。

各地の自然災害に心痛む今夏、ハワイでも噴火、洪水災害ありましたが、観光業去年費5.5%増と好調。ハリケーン『レーン』接近時は緊急警告で学校も店も閉鎖状態でしたが、オアフでは実被害なく平和でした。住民への危機管理の徹底さには感服です。観光客は残念でしたが、アラモアナホテルではフラ発表会に来ていた団体の練習を、ホテル内お客様へのエンターテイメントに変をしてくれました。このような数々のアロハ精神が観光客をリピーターにしてくれるのでしょう。

リピート購入者も増える不動産市場。9月のオアフ不動産取引中間価格は戸建て$810,000、コンド$425,000 と8年連続上昇中。人口増、低失業率で賃料も上昇なので投資も減らず、良い物件が出来れば投資家はついてきますね。ワードビレッジでは完売済み『アエオ』の引渡しが12月から始まりますが、3年後完工予定の『アアリイ』が着工前で7割販売済みと好調。アラモアナSC山側の『アズール』も着工前販売開始と同時に7割予約。便利な市内コンドはまだまだ不足で住居と投資の両需要で好調です。アラモアナホテル山側隣にはマンダリンオリエンタルがホテルコンドを販売開始予定。3〜5 年後の市況も前向で勢いあります。発展国と違い厳しい建築規制を通過しての着工ですので安心です。ワイキキ内でもキングスビレッジにはヒルトンのタイムシェア6棟目、32階建ての建設予定も発表。ハワイでのタイムシェア滞在者は全体訪問者の9%を占め、滞在日数が長く大きなリピーター市場です。

調査会社WalletHubの世界の幸せ都市番付でホノルルが米国内で最も住みやすい都市に選ばれました。(世界では17番目)心身ともに健康である事が1位。健康な方が周囲に多いのは安心です。一方で全米100都市中収入に対する住宅費負担が3番目に高く3割です。住宅の賃貸割合58.4%は全米49.5%を上回り、住宅コスト高が反映されます。半数以上の都市で賃貸派が増えているのも事実ですが、35歳以下若者の持ち家率が上昇に転じたのも米国住宅の前向き面。学費高で多額の学生ローン残った若者でも融資が出れば購入意欲高いという事。日本では考え難いでしょう。

大リーグでの大谷選手の活躍は日本人として誇りですが、野球リトルリーグ世界大会でハワイチーム優勝はハワイの誇り。プロチームの無い地でも子供を頂点へ育てる環境がハワイにはあります。のんびりしているようで教育レベルは高く、世界各地から需要も上がり、地元名門イオラニ校では学生寮を作り島外からの高校生受け入れも開始。ハワイ大学医学部は全米41位ランクまで上昇中。アートでも注目なのがインスタ映えする壁画の先駆者カメアハーダー氏は カカアコから今や世界中で引っ張りだこ。平和への訴えある絵で、こちらもハワイの誇りです。我々も日本とハワイの架け橋になるよう日々尽力していきます。皆様も心身健康でいられますように!

スターツインターナショナルハワイインク

畑 華子 プロフィール

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不動産情報

オアフ不動産販売 2018年 8月

2018年 8月 取引件数(前年比)

オアフ島不動産(戸建・コンドミニアム)
1992-2018 8月迄 中間価格 推移表

ALOHA NEWSPAPER

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