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第1回 : ハワイ不動産へようこそ

このコラムでは、ハワイへの進出、又はハワイでの起業に際して必要となる「拠点」、不動産用語では「箱」などとも呼びますが、「大事な自分の城」となります。その選定、確保、開業まで不動産屋の視点と言葉でアドバイスします。

アロハ~、初めまして。スターツハワイの池田多聞です。これから定期的な発信をハワイの不動産屋の視点で行なっていきますので宜しくお願い致します。

やっぱりハワイは最高ですよね。20年程前にロサンゼルスに4年、その前にはシドニーに3年程生活していましたが、僕にとってはハワイが一番です。おかげさまで仕事も楽しいですが、自分のライフスタイルは、奥さんと3人の子供にとってもベストな環境だと思います。

日本でビジネスを成功された方の典型的なパターンは、東京の中心で銀座への進出、そして海外、まずはハワイ、その後西海岸(ロサンゼルス)、東海岸(ニューヨーク)を攻めるかと思いますが、この頃は、地方から直ハワイという勢いのある方も増えてきた感があります。スターツハワイとしては、そういった方々の不動産に対するニーズに確実に応え、この常夏の楽園で皆さんのハワイアンドリーム実現へのお手伝いをさせて頂きたいと思います。

またハワイで成功したら、スターツとのさらなる末永いビジネスパートナーとして、アメリカであれば、カリフォルニア州のレドンドビーチでカフェを開業したい場合ならスターツロサンゼルス支店、ラーメン屋でマンハッタンに進出したい場合はスターツニューヨーク支店、その他グアム、サンホゼ、サンディエゴと、各地で弊社グループのスタッフがお手伝いさせて頂きます。日本の不動産を売却し、海外進出の資金とされる場合も、ピタットハウスをはじめとした日本のスターツグループで行き届いたサポートをさせて頂きます。

さて、ハワイの不動産と言っても、日本人の方が興味を持たれるマーケットは限られます。ハワイ州のメジャー4島(オアフ、ハワイ、マウイ、カウアイ)のなかでも、オアフは断トツで、そのオアフ島内でも住宅であれば、ワイキキ、カハラ、アラモアナ、カカアコ、ワード地区です。そして僕が主に担当する商業需要でも、上述住宅地域以外にカイムキ、ソルトレイク、ハワイカイなど、せいぜい島の四分の一が該当エリアだと思います。

ですから、限られた地域でのローカル、そして米国本土勢との競争は激しく、ご希望ピッタリの物件を確保することはなかなか難しいのが現状です。でも日本の一般的な状況が、以前の中間層の多い坪型(<>)から、二極化が進んだ先細三角形型(△)に変化して、格差の問題が社会現象となっているのは危惧されますが、ハワイに来られる方が後者の勝組であるため、僕の周りの方々はとても勢いがあって、取引でローンを組んだりする相手に対して、現金決済でビシビシ決めて頂ける頼もしい方が多いのも確かです。米国より日本での借入れ金利は低いので、日本で借りることができる人はガッチリ資金を担保して、ハワイではキャッシュバイヤーとして動いた方が、確実に有利に動けます。個人、法人にかかわらず、Ready to Goの方が多いのを実感しています。

僕がロサンゼルスで生活していた4年間は、日本からのお客さんが滅多に来なかったのですが、ハワイに来てからは1)仕事上のクライアント、2)会社の仲間、3)家族、友人&知り合いと、この20年近く、毎週平均で数組は必ずウェルカムしている感じです。ハワイはアメリカの50番目の州なのですが、日本人にとっては特別な場所だと思います。ビジネスも熱いですが、生活環境は最高です。ハワイの水道水は溶岩でろ過され、全く問題なく飲めます。少なくとも僕の家族5人は水道水に頼っています。以前、日本からの水質検査キットで確認した時も、PHと硬軟度でとても良い数値を出していました。

本稿の最後に、ハワイの不動産も最近(と言っても2008年)ではリーマンショック後の落ち込みなどがありましたが、50年位の長いスパーンで見てみると、確実に年平均で2%は上がっています。「腐っても熱海」ではないですが、トレンドで街ごと動いてしまうメインランドとは異なり、島内場所が限られるので、やはりハワイなのだと思います。準備のできている方には早期のアクションをお勧めします。

次回のコラムでは、そんな方々に対してアドバイスしたい「ここに気をつけて」みたいな発信をさせて頂きます。