安全重視で観光再開

新型コロナウイルスの感染検査を出発前に受け、到着時に陰性を証明した州外からの旅行者に隔離措置を免除する「事前検査制度」が、１０月１５日から実施される。ハワイ、ビジターズ、アンド、コンベンション、ビューロー（HVCB）とハワイ州観光局（HTA）はそれと並行して、旅行者に美しいハワイのイメージを届けると同時に、手洗いやソーシャルディスタンス、マスクの着用などの安全対策も強く押し出す「マラマ・ハワイ」キャンペーンを始動させる。

事前検査制度では、ハワイに到着する前の７２時間以内に、連邦食品、医薬品局（FDA）に認定された施設で新型コロナの感染検査を受け、陰性証明書を取得した旅行者が、到着後に１４日間の自主隔離を免除される。

「マラマ・ハワイ」では、新型コロナの危険性と安全対策が大きな位置を占めるほか、地元住民に観光産業の前向きな面を再認識させることにも力が注がれてるという。

「マラマ・ハワイ」では例えば、旅行者が単なる観光を超え、地元民と直接交流してハワイ文化のより深い面を体験できるようにボランティア活動を行う機会が提供される。

参照：The Hawaii Hochi September 30, 2020