邦楽の魅力をハワイに　演奏会とワークショップ

愛知県教育協会、金城学院大学などが後援し、長唄桃華の会が主催する邦楽コンサートとワークショップが12日、ホノルル妙法寺で開かれた。

箏や三味線、尺八、鼓、太鼓などの邦楽器に長唄と日本舞踊を交え、観客は邦楽の調べを味わうとともに、楽器も手にして音を出す体験もした。

三味線・長唄の杵勝会・桃華の会の杵屋勝桃（かつとう）、杵屋勝千華（かつちか）さんと箏の正絃社二代目家元・野村祐子さんと弟子、囃子・貴鼓の会の望月左登貴美さん、尺八の泰瓢山、曽我哲山らが出演し、「夏草の賦」、「春の海」、その他童謡や民謡など親しみのある曲なども演奏された。

コンサートに先立ちワークショップが行われ、ハワイではめったに手に触れる機会のない邦楽器に興味を持つ人が多数参加した。箏を習った人々は練習後「さくら」を演奏し盛んな拍手を受けた。

参照） The Hawaii Hochi / October 22, 2019