ホットトピックス
ハワイ州 子供の肥満率は全米7番の低さ
米民間団体のロバート・ウッド・ジョンソン財団(RWJF)の研究チームが発表したアメリカの子ども(10~17歳) […]
投稿日 : 2019年10月19日
米民間団体のロバート・ウッド・ジョンソン財団(RWJF)の研究チームが発表したアメリカの子ども(10~17歳)の肥満問題に関する調査報告書によると、ハワイ州では肥満児が推計で1万3800人に上ることがわかった。
州内の子どもの肥満率は11.5%で、全米で7番目に低い。
全米の肥満児は480万人と推計されており、肥満率は15.3%に達している。
ハワイの肥満率は40-50年前は5%かそれ以下。
子どもの肥満問題を研究しているメイ・オキヒロ医師は「本来あるべき数値より依然として高い」と話し、貧困家庭では健康的な食品の購入が難しく、また健康促進のための活動に参加する余裕がないため、肥満率が高い傾向にあると危惧する。
また、ビデオゲームや携帯電話の普及、両親が仕事で炊事をする時間がなくファストフードやジャンクフードが増えることなども子どもたちの生活習慣も健康に悪影響を及ぼしている。
RWJFの会長兼経営責任者のリチャード・ベッサー医師は、子どもの肥満率を改善するためには、行政のあらゆるレベルでの取り組みが必要になると話している。
参照) The Hawaii Hochi / October 16, 2019