2014年夏

アロハ!

年2回咲いてくれるゴールデンシャワーの眩しい黄色が美しいです。5月末から夏休みのハワイの子供達は、独立記念日の花火で夏の終わりを感じ、新学期準備に入る時期です。また、移民時代の日本人から大事に受け継がれている、夏の風物、“盆ダンス“が各地で行われる時期でもあります。これから日本も夏休み休暇で家族訪問客が増えますが、太陽の下で遊ぶ子供も、湿度が低く、風が心地良いので、遊びも勉強もはかどるようです。蚊や虫が少ないのもよいですが、カブトムシが居ないのは子供には残念ですが、"避暑地“ハワイへぜひどうぞ。

今年第一四半期のホテル業界収益は過去最高記録です。州内ホテルの平均宿泊料金$250.36/泊で前年比6.2%も上昇。占有率80.8%。ハワイが世界級の観光地であると同時に、客室在庫不足が懸念せれます。年間の総売上が150億㌦に及ぶ観光産業にとっては既に65.1%を占めるリピーターの需要が鍵です。ホテルが高く取りづらくなれば、暮らすように滞在できるコンド需要は高まります。7月10日に販売開始となるリッツカールトンのような高級ホテルコンドは運営で稼ぐこともできる上、管理サービス面の安心が人気です。キングスビレッジの再開発でも高層コンドホテル開発が計画されております。サービスの質と料金の上がりすぎが懸念。団塊の世代の引退時期に伴い別荘需要も増え、 日本人も多住生活を楽しみ、海外不動産投資を考える方も増えます。海外は特に、購入後の管理形態が大事です。憧れのハワイでありながらリピーターを魅了し続けていくには気候だけに頼らず、人に頼るサービスの向上と工夫が鍵。 昔のようにフラダンサーが一人一人にレイでお迎えとまではできませんが、皆さんの玄関口である空港出口にも、ハワイ風の扇を導入して涼しくハワイらしさを演出するALOHA試みも始まりました。

年間1%人口増のオアフ島では新築住宅着工戸数が毎年2千戸の住宅不足との発表。供給不足は過去50年で最大。最近の建築計画ラッシュを、よく、これだけ増えて大丈夫なんですか?と聞かれますが、日本と違い人口が増えています。今カカアコ地区では5000戸もの新住宅が建設されますが、人口増以外の別荘需要も強く、2〜3年は確実に供給不足が続きます。 ホノルル市は都心部の人口34万人で全国で54番目の大都市になりっております。5月末全国大都市対象の公園システム格付け発表で、ホノルルは公園面積部門で全国トップ。市の総面積の33%が公園で、市民の83%が公園から10分以内に居住していることから公園アクセスも高い評価です。ちなみに米国の公園の平均面積は6エーカー。ホノルルは2.3エーカーですが、日本の公園とは比にならない大きさと開放感。今後注目のアラモアナ、カカアコ地区にも大規模開発で高層ビルが増えますが、同時に美しい公園も増えてくるので圧迫感はありません。地元の方より、本土からの開発業者は時間と情熱を使ってハワイらしさを研究するので、新たな開発も人工美とハワイの自然美が近代需要に合う素敵な融合をしています。日本の東京圏の都市集中化を見ると、ホノルルにもっと高層都市化が進むのは自然です。

全米一アジア系移民が多いハワイでも、日系人は13%と15年前の20%より大きく減り、代わってフィリピン系が14%増加。年間9千人の移民の半数をフィリピン系が占めます。これはサービス産業を充実するには適性かも。米国も高齢化は進みますが、 ハワイは全米一の長寿州!医療も気候も恵まれ確かに老後も安心です。物価高なので学校やボランティアもお金持ちの娯楽と言われそうですが、ここで人を妬まない寛大な心をもつ教育で、世界の大きな場で活躍される方が沢山おります。最終的には教育もお金や知能より心の“ゆとり"を持てるかどうかだと言う気がします。ただ、整理整頓や日本教育の利点も多く、 今、米国学校の夏休み中、日本の公立学校にお世話になっている我が子達は、教育の良いとこ取りをしてくれるのでしょうか。

親離れの早い米国人も、他人とルームシェアで効率よい共同生活文化があります。またフィリピン系は大家族で住むので8−10部屋もある一戸建も多く、一部を介護老人施設にする家庭もあり。オハナ=家族、は血縁に限らず多くを受け入れる寛容さがでハワイはたくさんのオハナがあります。 大人数で泊まれるバケーション賃貸の部屋も増やしましたので、ぜひ、ご利用を!

P.S.今週はライバル(?)の沖縄を偵察して参ります。
7月7−11日は東京で、ご購入相談会受けつけます。 マハロ。

スターツインターナショナルハワイインク

畑 華子 プロフィール

お陰さまでハワイ州最多取引リアルター受賞!
ご支援ありがとうございます。

不動産情報

オアフ不動産販売 2014年5月

2014年 1月-3月 取引件数(前年比)

オアフ島不動産(戸建・コンドミニアム)
1989-2014 5月迄中間価格 推移表

ALOHA NEWSPAPER

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